子供が片付けしてくれない!
親が子供に対してついついイライラしてしまう場面はいくつもありますが、その中でも高確率で取り上げられるのが煩雑した状態で置かれてしまうモノの数々です。
掃除しているとあまりにもごちゃごちゃしている部屋に辟易している方は怒りのボルテージが高まってしまい、振り切ってしまうとおしかりの言葉が次々と列挙することになってしまうのでしょう。
そこで怒られてしまったお子さんは怒られることが怖いと強く意識するようになり、その時は片付けを意識して実行してくれることが多いです。
しかし、これは親の怒りが怖いからその怒りを恐れて対処している事柄であり、自主性のかけらもありません。
親がいないのなら片付けない可能性は高いのです。
子供の自主性を尊重すること
ある程度考える力を持っている小学生以上のお子さんならば自主性をある程度は尊重することにあります。
どんなに片付けることが苦手なお子さんだったとしても、やり方はいくらでもあるのです。
たとえば、元に戻すことが大の苦手なお子さんだったのなら、無理矢理元に戻すことを強調するのではなくコツを伝授させてあげましょう。
たとえば、今好きなモノがなんなのか、使っているモノは何なのかを明確にしてそれ以外の使っていないモノや特に好きではないモノは処分するなり倉庫にしまうといった対応をしてください。
これだけでだいぶスッキリします。
あとは元の場所に戻すのが苦手ならばザックリとでも良いので収納できるような仕切りや棚を用意してあげると自主的に片付けをしてくれます。
自分に適した収納方法を理解させる
整理整頓は人によって得意と不得意があります。
それを見極めた上で、どのように片付けをするのかを子供達にも認識させてあげることが重要です。
先ほどの自主性のお話でもありましたが、ザックリとした片付けしかできないという方ならそういった片付けが出来るような棚やカゴなどを用意してあげることが重要になってきます。
逆に、できる限り自分が取り出しやすい状況を作りたいという方や理想の収納を用意したいという方は、そういった収納ができる場所を提供してあげることが重要になるでしょう。
部屋全体をいきなり整理整頓させるのは難しいので、まずはよく使っている好きなモノを収納するにはどうするのかを実行させてみるとその子の性質が見えてきます。
勉強机をカスタマイズしてみよう
ある程度の年齢になり勉強机を使って作業や勉強をする年齢になったのなら、その机そのものや回りを整えることも考えてみましょう。
机が荷物で溢れるというお子さんは正面に棚板を追加したり、そばにカラーボックスを設置してテキスト類や本や辞書をすぐに取り出せるようにするといった対応が理想的です。
あとは勉強には関係ない漫画本やゲームなどの設置位置まで考えて、部屋のレイアウトまで手をつけられるようになるのが目標となってきます。